“住宅が出来るまで”を現場の写真にて、ご説明いたします。
住宅に興味のある方、これから住宅の建築をお考えの方には、ご参考になると思います。
◆ 住まいのデータ ◆ 本格的な木造・和風住宅です。
構 造 : 木造軸組工法 2階建 日本瓦葺き
延床面積 : 76.9坪 (1階床面積 52.25坪
2階床面積 24.75坪)
- 土台敷きの用意が完成
- 土台は大切な物だと皆さんが思っておいでるのに何故お選びにならないのでしょう。
一つは樹種であり、もう一つは太さです。出来るならば土台のつなぎ方も考えていただきたいものです。土台には昔は栗を用いました。栗は腐りにくいからです。しかし曲がったり反ったりする欠点があります。しかも今では土台になるような栗の木がありません。
- 『大工集団 欅』では土台の繋ぎ方が違います。
- 大事な土台は基礎からずれては困ります。
- 仕口(継手)に使う木栓(硬木です)に、鉋をかけています。
- 最近は何でも金具を用いますが、金属を用いるのは決して強くなりません。
- 金属は結露しますから、長い間には木を痛めてしまうのです。
- 今ではこの様な丸太を使って建てられる建築業者は少なくなりました。
- 理由は自然丸太を加工できる職人がいなくなったのと、機械では自然丸太の加工が出来ないからです。
- しかし、丸太の構造材の強度は四角い材料に比べれは数倍も強いのです。
『大工集団 欅』では土台には湿気に強く、腐りにくい樹種を選定し、しかも防腐防蟻の加圧注入をしています。
『大工集団 欅』ではアンカーボルトだけに頼るのではなく、土台と土台を精度良く加工して、しっかり組むことで丈夫にしているのです。
当社では、金物は法的に決められた物だけを用いて、なるべく使わないようにしています。
『大工集団 欅』では丸太をワザと見せ、丸太を意匠としている住宅も造っております。