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ご自分でログハウスを造ろうと思っておいでるガッツある人がおいでましたら、
大工集団 はご相談にのります。
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ご意見箱
内装工事については皆さんから多くのメールをいただいておりますので、次回にアップします。

ご意見、ご質問は下記の【ご意見箱】をクリックしてメールをいただければ、お答えできるものは返信しております。
おかしなもので完成してからは事故はなくなりました。 ホッ!

屋根を葺いて大方の姿を現したのが上の写真です。
妻部分に漆喰を塗るため足場を掛けました。
これでログ組は終了しました。

さて、自分でログハウスを造ろうとしている人はログを組むことしか考えていないのではないでしょうか。
しかし、ログ造りはこれからが本番なのです。
何故かというと、住むための家を造るわけですから、ログを組んだだけでは住めません。
これからの内装工事、設備工事等の方が時間がかかります。
私は此処までに2年半がかかりました。
しかし、完成までにはこれからまだ3年半もかかりました。
内壁もログにしたのですが、内装は凝って造りたくなるもので、意外と手間がかかるものです。


これからは
 ・内装工事(床・天井の施工等)
 ・設備工事(キッチン、風呂、洗面等)
 ・ログ壁の仕上げ
 ・建具(窓、ドア等)工事
 ・ログの木口磨き
 ・電気工事
 等々、まだまだ多くの工事が残っています。
現場から100mのところに国道157号線が通っていて(写真右側)、現場がよく見えます。
2階を組んでいる時にその国道で2日間に事故が3件も起こってしまったのです。
2件は横の田んぼへの転落事故、もう1件は正面衝突で2人が怪我をしてしまいました。
どの事故もログを見ていての脇見運転が原因でした。
村の駐在さんからは「とんでもねぇーもん造っとるなー。困ったもんだ。どうにかしてくれ。」と言われましたが、壊すわけにもいかず、どうにもなりません。
その後も事故が多かったのですが、屋根がかかってからは皆さんが見慣れたせいか少なくなりました。
それでも時々・・・・・。
『ううーん、感無量だー!!
二階の組立には5日間がかかりましたが、大型のラフター(クレーン車)を依頼し、プロが8人も助っ人にいます。しかも日頃の行いが良かったので天気も良く、仕事は順調に進みました。

ところが・・・・・。大変な事が起こってしまったのです。
さあ、現場作業の開始です。
冬の間に造った二階部分のログ材組立の開始です。
此処までにちょうど2年が過ぎていました。

今までは水平にしかログを積んできませんでしたが、ここからは垂直にも斜めにもログを組みます。
お隣の拓史さんに手伝ってもらって初めて柱が立ったときは『エエナー!!』と二人で感激しました。

流石にこれからの屋根組みは一人では出来ません。浜田棟梁と大工さん8人、それにお隣の拓史さんと私偽物大工との10人で組みました。
ここまでは一人での作業でしたから、たくさんの人に手伝ってもらっての仕事は楽しいものでした。 毎日がお祭り騒ぎとなりました。

二階(屋根)部分が着々と組み立てられて行きます。
二階部分を組むのに5日間かかりました。

2日目には庭に羚羊(かもしか)の夫婦が来てくれて祝福してくれました。

羚羊はログを造り始めてから、ほぼ一週間に一度の割合で監督に来ました。
十数年経った今は、彼らの子が来てくれています。
さて、いよいよ二階部分の組立です。

仕事場が高くなり、仕事がしづらく危険になりますから、注意が必要です。
二階の組立は一人では出来ません。
大工さんに手伝ってもらいました。
その為、ここからは保険を掛けました。
もっとも、一人での時もログ造りは危険ですから保険を掛けるに越したことはないのですが・・・・・。
大工集団 欅(けやき)